リミッティングビリーフ
・欲しがってはいけない
・楽しんではいけない
・成し遂げてはいけない
・怒りを出してはいけない
・目立ったら叩かれる
・できない私には価値がない
「くつろいではいけない」とは
家でゆったりくつろぎたい。のんびりリラックスしたい。心も身体も休んでリフレッシュしたい。
そんな「何もしないでゆっくり過ごすこと」にブレーキをかけるのが、この 「くつろいではいけない」のビリーフです。
いつも予定がいっぱいで
時間がなくて…。
やるべきことに追われて 疲れてばかり
ゆっくりしたらダメな自分になりそう…
のんびりだらだら出来ないんです
こんな感じで「いつも忙しくて ゆっくりできない」が続いてしまいます。
くつろげない状況は、自分でも、そして周りからも作られます。たとえば、仕事が忙しいのにプライベートや副業を頑張りすぎたり、または本業でも仕事をどんどん任されてしまったり。
わざとではないのに、なぜか ゆっくり休めずに疲弊する結末 になってしまうんですね。くつろぐことを無意識に禁止しているから、、です。
そんな「くつろいではいけない」の思いこみをゆるめるためにも、まずは一緒に理解を深めていきましょう。
「くつろいではいけない」診断チェックリスト
「くつろいではいけない」の思い込みがあると、こういった悩み(症状)を抱えやすいです。
◻︎ のんびり くつろげない
◻︎ 予定を決めずにゆっくり過ごすのが苦手
◻︎ やるべきことや予定でつねに忙しい
◻︎ ゆっくり休むことはいけない感じがする
◻︎ 何もせず くつろぐと悪いことをしている気がする
◻︎ 横になって休んでも、つねに考えごとをしている
◻︎いつも時間がない感じがする
◻︎ 手帳は予定でぱんぱんに埋まっている
◻︎ 湯船にゆったり浸からない
(短時間かシャワーですませる)
◻︎ 疲れていても休めない
◻︎ つい頑張りすぎてしまう
◻︎ 肩こり、首こり、身体がかたい
◻︎ 偏頭痛
◻︎ 数年に一度、うつっぽくなる
いくつ当てはまりましたか?
当てはまる数が多いほど、このビリーフを色濃くもっている可能性大です。
(チェックリストすべてが当てはまらないこともあります)
くつろいではいけないビリーフの家庭環境
「くつろいではいけない」のビリーフは、親との関わりの中で作られることが多いです。
というのも、
高度成長期まっただ中な「ザ・昭和な親世代」って、つねに動き続けて くつろぐことが少なかったと思うんですね。
土曜日は半ドン。家事も今ほど便利じゃない分、時間がかかっていました(二層式洗濯機とかね)。とにかく忙しく、努力!とか根性!が美徳とされた時代。
親自身が忙しく、「ゆっくり休んだらダメ」という価値観を持っていた。
そんな時代背景を思い浮かべながら、このビリーフが作られる3つのケースを見てみましょう。
1. 親が休まない人だった
ひとつめは、親が休まない人だったケースです。親自身もこの「くつろいではいけない」ビリーフがあったのかもしれないですね。
つねに忙しく、ゆっくりくつろいだり、リラックスしない親。子供はその生き方や価値観をコピーします。
「頑張らないといけない」とか「休むことはダメ」と思い込んでしまうんです。
自分の家族しか知らない子供は、その価値観が当たり前だと思ってしまうんですね。
すると大人になってからも、その価値観どおり「くつろがない」パターンを繰り返します。
2. くつろいだら怒られた
2つめは、くつろいだ時に怒られたケースです。
たとえば、ゆっくりしていたら「だらだらしてないで、勉強しなさい!」「寝てないで部屋を片付けなさい!」と
怒られた。
そんな経験を通して、
「くつろぐこと=だらだらすること=ダメなこと」
と思い込んでしまった。
これが2つめのケースになります。
3. 自分だけくつろげないと思った
3つめは、「自分だけくつろいだら申し訳ない」と思ったケースです。
たとえば、親がいつも忙しく大変そうにしていたとします。
祖父母のお世話で忙しかったり、自営業で動き回っていたり、あるいは、ふだんは働いて週末は家事に追われていたとか、ですね。
いつも動き回って大変そうな親を見ると、子供はこう感じます↓
自分だけゆっくりしたら
なんだか親に悪いなぁ。
無意識的に、自分だけくつろいだり、ゆっくり過ごすことを禁止します。たとえ、親自身にそんなつもりはなくても、です。
すると大人になってからも、くつろぐことに「申し訳なさ」や「罪悪感」を感じるようになります。
3つ以外にも、何かしら
「くつろいだらダメなんだ」と思い込んだ出来事があったはずです
すると大人になっても
くつろぐことを禁止してしまうんですね
そのパターンをやめるために、思いこみをゆるめていきましょう
「くつろいではいけない」をゆるめるために
まさか私が「くつろいではいけない」と思っていたなんて…
そうなんです、この思いこみって自分では気づきづらいんです。
これまで「休まず動き続けることが当たり前」で生きてきたので、自分では気がつけないんですね。
その根底には「休んだら自分がダメになりそう」「休むと悪いことしてる気がする」といった思いが出てきます。だから休めなくなってしまうんです。
休むことへの苦手意識は、この「くつろいだらダメ」の思いこみをゆるめたら 消えていきます。
リラックスしてゆっくり過ごすことで、気持ちにも余裕がでますね。身体もリフレッシュしていい状態に。休むことで解決する問題ってたくさんあると思います。
「心と身体をゆっくり休めること」が自分を大切にすることにつながります
この「くつろいではいけない」をゆるめて、心と身体を慈しみながら、あなたらしい人生を歩んでほしいと思います。
「くつろいではいけない」まとめ
心と身体をゆっくり休める。何もしないリラックス時間をもつ。
ふだんストレスを感じることが多い人ほど、また、やりたいことが沢山ある人ほど、オンとオフの切り替えが大事!!です。
そんなこと、わかってますよね、オンオフの切り替えなんて散々言われていることです。だけど、わかっていても、実際に休めていない人、多いです(>_<)
休むことで、自分の心と身体のエネルギー充電をする。 そうやって自分を大切にできると、ブレない自分でいられるようになる!んですね!!
とくに、この思いこみがゆるんで「頭からっぽ時間」ができるのが、すごくいいと思っていて。
頭の中の雑音がへる分、ふだん思いつかないアイデアが出てくる。直感も冴えます。頭の中の計算では たどり着かないような事がおこるんですね。
心も身体も休めるから、です。
休むことで、本来の可能性や才能が出てくるんだと思います
時間がない、いつも忙しい、休めない。そんな24時間戦ってる人ほど、この「くつろいではいけない」をゆるめて、心休まる毎日を過ごしてほしいなと思います。
この記事が幸せになるお役にたてたら嬉しいです。
「くつろいではいけない」をゆるめたい方はこちら
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