頑張りすぎる40代女性の婚活|本当の私を出せない心理と自己受容の方法

心理カウンセリングをしていると、40代の女性、特に「人に頼らず一人で抱え込み、頑張りすぎてしまう」アダルトチルドレン傾向がある方々から、ある共通の言葉を何度も聞きます。

その言葉とは、、、

「本当の私を知られたら、きっと嫌われる…」


というもの。

この一言にこめられた「見えない不安」が、人間関係や婚活の大きな壁になっていることが本当に多いんです。

この言葉を聞くと、私は「あなたはそのままで大丈夫なんですよ!」と伝えたくなります。

でも言いたい気持ちをグッと抑えて、心の中にとどめます。

なぜなら、「ありのままで大丈夫!」という思いは、クライアントさん自身が自分で感じられることが大事だから です。

他人から言われても、信じられないしスルーしてしまうんですね。

目次

【行動パターン】本当の私を知ったら嫌われる

「本当の私を知られたら嫌われる」と思っていると、どうしても悩みが増えてしまいます。

人間関係でこういった行動をとってしまうからです↓

相手に合わせすぎる

自分の意見や感情を抑えて、相手に合わせてしまいます。

相手が喜びそうなことを言ったものの、あとから本心じゃなかったとモヤモヤすることも。

親密になると距離を取る

相手との距離が縮まると、急に不安になって距離をとってしまいます。

せっかく心を開きかけても、急に面倒くさくなったり、嫌悪感が出て、冷たい態度になったり、距離をとりたくなります。

心の壁を作る

「好き」と言われて喜ぶはずが、なぜか怖くなってしまう。「本当に私でいいの?」と疑ってしまう。

好意を持たれたり信頼されると、不安や疑う気持ちが出てきて、心の壁を作ってしまいます。



といったように、
いい関係を築きたいと思っているのに、心理的な壁を作ってしまうんですね。

人間関係で壁を作ってしまう理由

なぜ壁を作ってしまうかというと、

「本当の自分」を知られることを恐れているから

です。

本当の自分を知られる怖さがあると、相手との距離も縮められません。

本当の自分を知られない「ほどほどの距離感のほうが楽」なんですね。


近くで顔を見ないでー!シミ、シワがバレるからちょっと離れた距離から見てー! な感じです。


本当の自分を知られないよう、相手と距離をとろうとする。これは、決しておかしいわけではなくてね。

むしろ、あなたの心が自分を守るために自然に作り出した大切な防衛反応なんです。


でも、その防衛があなたの幸せを遠ざけているので、解決へ向けたお話をしていきますね。

「本当の私」は思い込みかも

まず知っておいてほしいのは、「本当の私を知ったら嫌われる」という感覚は、

事実ではなくて「思い込み」ですよ!

ってことです。

本当にそうなのではなくて、そう思い込んでしまっただけなんです。

事実と思いこみの違い

事実と思い込みの違いを見てみ

事実思い込み
「地球は丸い」「太陽は東から昇る」「私は価値がない」「本当の私は嫌われる」
誰もが同じ見解
(客観的事実)
自分にとっての真実
(主観的な捉え方)
変えられないもの変えることができる


左側の事実は変えられないものです。


だけど
「本当の私は嫌われる」という思いは、事実ではなくて思い込み


自分がそう信じているだけなので、変えることができるんです。

「本当の私を出したら嫌われる」


それが真実であるように感じてしまいますね。


思い込みから抜け出たら、「ああ、そうか、自分がそう思ってただけだった!」と気づけるんですけど、渦中はそう思えません。

その思い込みをどう変えていくのでしょうか。

アダルトチルドレンと「本当の私」

「本当の私を知られたら嫌われる」と悩む人のカウンセリングで、私は必ずこんな質問をします。

「本当の私とは、どんな私ですか?」


クライアントさんのおっしゃる「本当の私」が何を指しているのか。


これをカウンセリングの最初に明らかにします。でないと、この思い込みをゆるめることは出来ないからです。


かえってくる言葉は、人によって様々です。

「本当は自分のことしか考えていない私」

「本当は心の中で悪態をついている私」

「すぐ怒るし、感情的になる私」

「本当は何もできない、ダメな自分」


あなたは、どんな答えが出てきましたか?


この質問をすることで、クライアントさんが、ダメだと思っている部分」をあぶり出します


自分のある部分にダメ出しをしているから、

(その部分がある)本当の私を知ったら嫌われる、、と思っているんです。

その思い込みはどこからきたの?

じゃあ、なぜ自分の一部を禁止してしまったのかというと、

過去に「本来の自然な自分」を否定されたからです。


たとえば、子どもの頃に、感情を出したら怒られた、自分の意見を言ったらワガママだと叱られた、主張をしたら友達から嫌われた、、、


こうした自分の一部を否定された経験を通して、子どもは「この部分の自分は出してはいけない」と学習します。


もともと持っていた一部を否定する。あるのに「ないもの」として隠すようになるんです。


特に長女気質、アダルトチルドレンさんは、幼少期から

「いい子でいなければならない」
「周りに合わせるべき」
「ワガママを言ってはいけない」

といったプレッシャーの中で育ち、自分の感情や欲求を抑えこむことで生き延びてきました。


なので、無意識に「ワガママな自分」「腹黒い自分」「感情的な自分」を禁止している人も多いです。


本当の自分を封印するようになったキッカケを覚えていますか?

「本当の自分」を解放する4つの方法

1. 思い込みを認識する

人に知られたら嫌われてしまう「本当の自分」とは、どんな部分を指しているのか。

ここを明らかにすることが最初の一歩になります。

カウンセリングでも最初に確認しますと、先に書きましたね。

なぜこの部分を人前で出さないようになったのか。理由やキッカケが分かるだけでもスッキリしますよ。

2. 安全な関係から少しずつ試す

信頼できる人との関係から、少しずつ「本当の自分」を出してみましょう。


たとえば、

・食事の好みをハッキリ伝える

・気が進まない誘いは「疲れてるから」と断る

・嬉しかったことや悲しかったことを素直に表現する


小さな一歩から始めることで、「本当の自分を出しても受け入れられる」という新しい経験を積み重ねていきたいんですね。

この行動は、下にある「4.専門家のサポートを頼る」で思い込みを変えた後にやるほうが効果的です。

嫌われる不安があるのに、その部分を出すのって、人によってはハードルが高いですから。


でも、新しい経験を積むことで、「あれ、大丈夫だったじゃん!」と思い込みがゆるまることもあるので、無理ない範囲で試してみてください。

3.本当の自分を見せなくていい

直接の解決法ではないですが知っておいてほしいのは、

本当の自分を見せなくてもいいんですよ

ってことです。


過去の行い、見せたくない内面、上手くいっていないこと。親しい相手に自分のすべてを見せる必要はありません。


長女気質やアダルトチルドレンさんは、まっすぐで誠実な人が多いので、

「素の自分を出さないと」
「自分の欠点を知ってもらった上で、結婚しないと相手に悪い気がする」

と思ってしまうことも。

だけど、素の自分をさらけ出さないといけない というのも思い込みです。


「自分を偽ってはいけない」「本当の自分を出さないといけない」という思いは脇において人と接したほうが、より自然につきあえます。

4. 専門家のサポートを受ける

カウンセラーである私が書くと、宣伝っぽくなるので恐縮なんですけど、

カウンセリングで「思い込み」の根っこを変えてしまうほうが、無理なく自然に新しい考え方や行動パターンが身につくのでオススメです。


この悩みの本質は、自己受容 なんですね。


素の自分を受け入れられないことが悩みを作っているんです。


自分を否定している状態で一人で解決するのは難しいです。


カウンセリングは、あなたの欠点をあぶり出すものではなく、あなたの「思い込み」の根源をゆっくり探り、新しい自分との関係を育むためのものです。

一人で抱え込まないことも、自分を大切にする方法のひとつですよ。

まとめ

「本当の私を知られたら嫌われる」という思い込みをゆるめると、

自己否定感がなくなるし、よけいな不安も感じないので、とにかく気持ちがめっちゃ楽!!になります。

ほんっと、楽!! って表現がぴったりです。


私は私のままでいい。


ありのままの自分を受け入れると、人間関係や彼との関係でも安心できるから、心が軽く、楽にいられるんです。

特に、気遣いができて人を思いやる気持ちがつよい長女気質、アダルトチルドレンさんほど、この思い込みをゆるめて幸せになってほしい。

心からそう思っています。


この記事を読んで「私のことかも」と感じた方、一人で悩まないでくださいね。

個別カウンセリングでは、あなたの気持ちに寄り添いながら、一緒に新しい一歩を踏み出すお手伝いをします。まずは初回カウンセリングから受けてみてください。

よくある質問(Q&A)

Q1: 「本当の自分」を少しずつ出していくコツはありますか?

まずは信頼できる友人など安全な関係から始めてみてください。

小さなことから自分の好みや意見を伝えてみる。すべてを一度に出さなくてもいいですよ。

そして、相手の反応を見てみましょう。

少しずつ自分を出してみて、相手の反応が思ったより良いことに気づくはずです。

たとえ自分を出して拒否されたとしてお、それはあなたの全人格の否定ではなくて、単に相性の問題かもしれないことも覚えておいてください。

Q2: 「自分らしさ」と「相手に合わせること」のバランスをどう取ればいいですか?

相手によく思われたい。

よく思われたい気持ちがあるのは、自然なことです。

大切なのは、自分の価値観や大事にしていることは譲らないことです。


例えば、ひとり時間が大切なら「週末は自分の時間も大切にしたい」と伝えるなど、徐々に本音を出していきましょう。

相手に合わせる部分と自分を大切にする部分のバランスを意識すると、無理なく自分らしさを保てます。

Q3: 婚活で会話が続かず、自分をうまく伝えられません。仕事では問題ないのに、なぜでしょうか?

仕事では「職業人」としての役割があり、その枠組みがあるから安心して振る舞えると思うんですね。

でもプライベートでは、枠組みやゴールがない分、「私はどう振る舞うべきか」といった不安が生じやすいもの。

なので、まず自分をうまく伝えようとする前に「相手を知る質問」から話し始めてみる。

そして、自分の話をするときは「最近見た映画で印象的だったのは…」など、身近で具体的な話題から入ると話しやすいです。

(映画でもテレビでも本でも音楽でも、なんでもいいです)

自分がどう思われるかを気にしすぎるより、互いにいろんな側面があって、それらを一つずつを知っていく過程を楽しむといいですよ。

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次