悔しい気持ちが、どうにもならない時【具体的な対処法】

職場で見下してくる人がいて、とにかく悔しい気持ちでいっぱいです

私は気を使って我慢しているのに、あの人ばっかりいい思いして悔しい!!

本当はもっとうまくできるはずなのに、できなくて悔しい!

悔しくて、悔しくて、
気持ちが全然おさまらない!!

って時、ありませんか?

悔しい気持ちが収まらない、悔しくて夜も眠れない、、といった人に向けて

「悔しい気持ち」のメカニズム解消法をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

悔しい気持ちは長引きやすい

かつての私は 自分に自信がなかったので、悔しい気持ちを感じることが多かったです。


「なんかバカにされた気がする」

「私ばっかりテキトーに扱われてる」

「要領よく認められてる あの人ってズルイ!」


被害者意識もあったと思うんですけど、自分が大切に扱われていない悔しさをよく感じていました。


悔しい気持ちって、なかなか収まらないんですよね。

相手に対する怒りは止まらないし、雑な扱いをされることへの悲しさもあって、気が高ぶってしまいます。


忘れよう、考えないようにしようと思っても、ふとした拍子に浮かんできて、

「ああ、もう悔しい、きーーーっっ!!」となっていました。


悔しくて何も手がつかなかったので、どうしたら解消できるのか、インターネットで調べてみました。

するとね、こんなことが書かれていたんです。

「悔しさは成長の機会。バネにしよう!」

「悔しいって気持ちは、自分にもできると思っているから悔しいんです。さぁ、前へ進もう!」


見た瞬間、

そんな風に思えるかー!

と思いましたよ。。。

いやね、確かにそれも一理あると思うんですけど、こっちは悔しさで感情ぐちゃぐちゃの興奮状態なんですよ。

「おっと、この悔しさは成長のチャンス☆」なんて、とてもじゃないけど思えなかったです。

この湧き上がってくる悔しい気持ち、場合によっては、自分や相手を恨む気持ちがあったり、

自己否定や自分責め、イライラ、後悔、、、


悔しい気持ちって、感情に支配されてしまうから、本当に苦しいんですよね。


かつての私のように、悔しい気持ちが収まらない!!そして解消法も分からない!!って人もいると思います。

まずね、悔しい気持ちのメカニズムからお伝えします。

「悔しい気持ち」のしくみ

悔しい気持ちの根底にはあるのは、「怒り」と「悲しみ」です。


人から見下されて悔しいってときは、見下された怒りと、見下された悲しみと両方があるってことです。


水(H2o)を原子分解すると、水素(H)と酸素(O)になりますよね。


同じように、悔しい気持ちも、分解すると「怒り」と「悲しみ」になるんです。


それを一度にまるっと感じようとすると無くならないので、2つに分解して感じてみる。これが解決する方法です。

悔しい気持ちを解消するために

なので、悔しい気持ちは、その時の怒りと悲しみを感じたら、自然と収まっていきます。


悔しさを感じた出来事での「腹立たしい気持ち」と「悲しい気持ち」、この2つを感じることが重要です。


たとえば、「要領いいアイツがムカつく!悔しい!」って時は、

相手に対する怒りと自分が認めてもらえない悲しみ、この両方を感じたら悔しい気持ちから抜け出せるんです。

悔しい気持ちが解決しない理由


ちなみに、悔しい気持ちを「そのまま」感じても、その気持ちは無くなりません。むしろ増えていくはずです。

なぜなら「悔しさ」は代理感情だからです。

参考記事:ネガティブな気持ちがずっと止まらない!その原因は代理感情かも


悔しい気持ちでいっぱいで、ずっとムカムカする!!って経験をされた人もいると思います。


本やブログでもよく「感情を感じましょう」とい書かれていますが、代理感情を感じても正直、意味ないです。苦しさは解決しません。

悔しい気持ちが続いてしまう理由

悔しい気持ちは「腹立たしい気持ち」と「悲しい気持ち」、この2つを感じたら無くなります。


裏をかえすと、

悔しい気持ちが収まらないときは「怒り」か「悲しみ」のどちらかが残っているってことです。

悔しくてイライラが止まらない時

悔しいときって、イライラ、怒りに支配されるので「悲しみ」が残っている人が多いです。

たとえば、こういった悲しみです↓

・大切に扱ってもらえなかった悲しみ

・何かを失ったことへの悲しみ 
(チャンスを失った、誰かへの信頼、誰かに対する信頼など)


悔しくて気が高ぶっているから、悲しい気持ちがノーマークで残っている。だからずっと悔しさが続いてしまう、、って人が意外と多いです。


中には、悲しさを認めたくない、目を向けたくないから怒っている人もいます。もちろん無意識に、です。


その逆のケースもあります。

悔しくて悲しくなってしまう時

悔しい時に、悲しくなってしまう人もいます。

悔しい思いをしたときに「なんで私ばっかり」と悲しくなってしまったり、

「なんで私って」「私がダメだから」と自分を責めてしまったり。


このタイプの方は「怒り」が出せてません。


アダルトチルドレンさん、長女気質さんは、ふだんから我慢しがちなので、

本当は言い返したいのに飲み込んでしまったり、自分を責めてしまう人も多いです。

だけど、悔しい気持ちが収まらないなら、出せていない怒りがあるはずです。

自分以外の「誰かに対する出せてない怒り」です。


「あの人の、自分勝手なところが嫌」

「私のことをテキトーに扱って、許せない」

「頑張ったのに報われないところが腹たつ」


そういった怒りを出すことです。


自己否定や自分責めになりやすい人は、いったん意識を自分から「相手」に向けてください。

矢印を自分ではなく、相手に向ける。


怒りをしっかり出せると、悔しい気持ちや「私ばっかり」という思いは消えていきます。


参考記事:いつも自分を責めてしまう「罪悪感」から抜け出す方法【原因と解決法】

まとめ:ネガティブな感情の対処法

ネガティブな感情が収まらない、とにかくしんどいってときは、

感じている感情が正しくないか、感じる方法が合っていないか、または感じる順番が間違っているか、のいずれかです。

悔しい気持ちをはじめ、ネガティブな気持ちは以下の3つで解消します。

1. 本物の感情を感じる

2. 自分に合う方法で感じる

3. ただしい順番で感じる


だからもし、ネガティブな感情が続いて苦しいなら、この3つのどれかが合っていないからです。


そんな時は、ぜひ講座や心理セッションにいらしてください。

「いま何が起きているのか」を心理のメカニズムから説明して、

感じるべき感情と順番、あなたに合った解消法をお伝えします。

心理セッションなら、実際にやってみながら、お一人でもできるセルフワークもお伝えしています。


感情が落ち着かないと、冷静に考えることもできないし、やりたいことも進まないし、

人生そのものが停滞モードになりやすいです。


一生つかえる心理ワークもお伝えしてますので、ぜひ頼ってもらえると幸いです。


動画でも解説しました

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