「私って何も出来ないし…」「ああ、私ってなんてダメなんだ!」「あの人に比べて私なんて、、、」
そんな自分を否定する考えが出てきた時、ほとんどの人は「さらに悪化する行動」をとってしまいます。もちろん無意識に、です。
すると自己否定は強まり、ますます苦しくなるループにハマってしまいます。。
この記事では、自己否定した時にすぐやってほしいことをお話しします。
これ以上自己否定するパターンを悪化させないための応急処置、いわば「絆創膏」のような対処法です。
自分を否定し始めたら、目を開けて息を吐く
自分を否定していることに気がついたら、まずやってほしいのは「目を開けて息を吐くこと」です。
なぜ目を開けて息を吐くといいの?
なぜ目を開けて息を吐いてほしいかというと、目的は一つ。
意識が内側にこもらないようにするためです。
自分を否定している時に意識が内側に向くと、自己否定の言葉がループしてしまうんですね。
「やっぱり私はダメなんだ!」「私なんて いない方が、、、」 「なんで私ばっかり(泣)」
そんな自分を否定、卑下、責める言葉が脳内再生されると、どんどん深みにハマってしまいます。
私たちは意識が内側にこもるとき、目を閉じて呼吸を止めます。そうやって外界を遮断して、自分だけの世界に入るんです。
そこから抜け出すためには「意識を外側へ向けること」。
自己否定にまみれた内側の世界から、外の現実の世界へと意識を向け直す必要があるのです。
だからしっかり目を開けて、息を吐くこと。遮断された外の世界をしっかり見ることで、意識は外側へと向き始めます。
目を開けて周囲をしっかり見る
自分を否定していることに気づいたら、まず目を開けること。
目を開けて周りにあるものを一つ一つ確認しながら、しっかり見てください。
「テレビがあるなぁ」「コンセントがある」「観葉植物がおいてある」
そんな風に、目の前にあるものをしっかり認識しながら見ていくといいですよ。
空を見上げるのもいいですね。雄大なものを見ると気分も変わります。
それに私たちって、「上を見ながら落ち込めない」んですね。(ちなみに見上げてる時も、意識はしっかり外へ向けておきますよ!)
なので、落ち込んだり自分を責めてしまう時ほど、しっかり目を開けて意識を外に向ける。
そしてもし出来るなら、空を見上げてみてください。
息を吐く
目を開けると同じように大事なのは、息を吐くことです。
呼吸をとめると、二酸化炭素が放出されないじゃないですか。同じように呼吸を止めてしまうと、ネガティブな思いや感情も外へ出ていきません。
ずっと内面に残り続けて、否定する言葉や気持ち、記憶がぐるぐるループしてしまうんです。
なので下の2つの目的のために、呼吸をしていきます。
・外の世界に意識を向けるため
・ネガティブな感覚を放出するため
私たちは「息を吸うこと」は無意識にやるものです。
なので、呼吸を続けるためにはまず「息を吐くこと」から始めるといいですよ。
身体の動きを加えると、気分転換にもなってお勧めです。
腕を前から上にあげて、横に広げて下ろす。
ラジオ体操第一の最初にやる体操ですね。
呼吸に合わせて身体も動かすので、自然と深い呼吸になりますよ。
自分を否定しはじめたら、ラジオ体操の最初の動作がよし!です。
結論:目を開けて深呼吸して、自己否定から抜け出そう
「自分を否定してしまう」「人に嫌われるのが怖い」そんな自己否定の課題は一つずつ解決するといいですよ。
それまでの間、「今の時点での自分を否定するパターン」をこれ以上悪化させないためにも、ぜひこの2つを試してみてください。
【まとめ】
・目を開けて周りのものを確認しながら見る
空を見会えるとさらにグッド!
・息を吐く
ラジオ体操の動きをつけるとさらにグッド!
シンプルですぐ出来ることなので、「自己否定したらこの2つをやる!!」とぜひ覚えておいてくださいね。
今日は自己否定したときの応急処置、とりあえず貼っておく絆創膏のような対処法をお伝えしました!