自己肯定感が低い時「私ってダメだなぁ、、、」と自信のなさを感じると思います。
その反対に、自己肯定感が高い時、内面ではどう感じていると思いますか?
かつての私は、自己肯定感が高くなったら「自信満々で毎日ポジティブに行動している!」そんなイメージがありました。
ところが、私自身の経験やクライアントさんのお話を聞くと「自己肯定感が高い=自信満々ではなかった」んですね。
この記事では、自己肯定感が高い人は「内面でどう感じているのか?」についてお伝えしていきます。
自己肯定感が高い人の内面
自己肯定感が高い人の内面には、いくつか共通する特徴がいくつかあります。一つずつ見ていきましょう。
自信のあるなしを気にしていない
そもそも自己肯定感が高い人って、
自己肯定感が高いとか低いとか
そのこと自体を気にしていません。
「自己肯定感」とか「自分に自信がある」とか「ない」とか、まったく考えていないんですよ。
自己肯定感が高いから「自分に自信がある」「私って自己肯定感たかいよね」と思うわけではなくて、
たとえば、断水した時って「お水」のことばかり気になるじゃないですか。だけど蛇口から水が出る普段は、お水について「何も考えません。」
あるのが当たり前だからです。
同じように、自己肯定感も無いとそれに囚われしまうし、あれば「そのことを考えなくなる」んですね。
出来ない自分を受け入れている
自己肯定感が高い人は、
「出来ないことがある自分」を受け入れているんですね。
「失敗することもあるよね」「うまくいかない時もあるよね」と、出来ない自分を許している感じです。
かつて自己肯定感が低いときは、自己肯定感が高まったらデキる私になる!と思っていました。
だけど実際には「自分の弱さを認めることが出来る強さ」が身につくのかな。
「出来る自分になる」のではなく「出来ない自分でもいい」と思えるから、無理して頑張ったり、自分を偽る必要もなく、自然体で楽にいられるようになりました。
やりたいことに集中している
自己肯定感が高い人って、とにかく「自分がやりたいことに素直」だし、それに集中しているんですよ。
仕事はもちろん、洗濯物を干すとか、趣味や運動とか「身近なやりたいこと」も含めて、「目の前にあるやりたいことに集中」しています。
そのことに専念しているって感じというか。
だから余計な雑念がないし、上に書いた「自己肯定感が高いとか低いが気にならない状態」になっているのかもしれません。
自信満々に ならなくていい
自己肯定感が高い状態は、
「自信満々」「自分が好きになる」「私は存在するだけで価値がある」と表現されることがあります。
だけど私はそこまで前向きに思えなくていいと思っているんです。
「長所も欠点もあって そういうの全部ひっくるめて、それが私だよね。」
地に足がついた感覚でそう思えることが「自己肯定感が高い状態」だと思っています。
カウンセリングでも「自分大好き!」になれなくても大丈夫ですよ、とクライアントさんにお伝えしています。
まとめ:自己肯定感を高めるために
以上が「自己肯定感が高い人の内面」の解説でした。
たとえ「自己肯定感が高いよね」と思えない時でも、そのことについて考えない時間が増えていたら、それは「自己肯定感が高まってきたサイン」です。
まずは上に書いた「出来ないことがある自分を受け入れる」「目の前のやりたいことに集中する」は、自信のありなしに関わらずやってみてほしいところです。
一人で取り組むことに限界を感じたり、いい加減今の状態から抜け出したい!時は、「誰かと一緒に」がお勧めです。
心理カウンセリング、ノート講座のどちらでも「自己肯定感を高めるサポート」を受けていただけます。
自己肯定感を高めて自分らしく生きていきたい方、一緒に進んでいきましょう。^^