2021年9月24日 執筆
2024年2月22日 コンテンツ修正
なんであの時、挑戦しなかったんだろう?
どうしてよく考えて行動しなかったんだろう?
うわー!やっちゃったー、私のバカバカー!!
過去のやってしまったこと、または やらなかったことをずっと後悔してしまう。そんな経験、誰にでもあると思います。
いくら後悔したって元に戻る訳でもない。後悔したって意味がないし、時間の無駄。なんてことはは理屈では分かっているけど、だからといって後悔が一瞬で無くならないですよね。
どうしたら後悔する苦しさって無くなるのよー?!
はい、この記事では心理のメカニズムの観点から「後悔から抜け出す方法」をお伝えしていきます。
後悔から抜け出す方法(2ステップ)
後悔ばかりで苦しい時、そこから抜けだすためには 2つのステップが必要 です。
具体的な方法をお伝えしますので、ぜひ上から順番にやってみてください。
この順番どおりにやることが重要です。
①失ったことへの感情を吐き出す
後悔する気持ちの根底にあるのは、 失ったものに対する感情 です。
チャンスを逃した、大事な人との関係が壊れてしまった、周りからの信頼を失ってしまった等々。後悔してる時って「何か」を失ったと思うんです。
自分がしたこと、または しなかったことで「失ったもの」「取り戻せない何か」があるはず なんです。
後悔から抜け出すには、その「失った何か」に対する悲しみや怒りを解消する必要があります。
②今後に活かす点をリストアップ
感情を消化したら、次に「その出来事からの学び」を挙げていきます。
同じ過ちをしないために、どんなことを心がけるのか。自分のどんな部分を変えるのか。
次に失敗をしないための「学び」をリストアップしていくといいんです。
なぜなら、後悔してる時って、その気持ちに振り回されてしまって、「失敗から学ぶこと」がおろそかになりやすいんですね。
せっかく経験したことが今後の糧にならないというか。同じミスを繰り返してしまうと自己否定につながります。
ここは改善へむけて、しっかり書き出す時間をとりましょう。
ポイントは、手順①の感情が消化されてから書き出すことです。
うわー、やっちまったー状態のときに反省しても、気持ちが落ち着いていない分、出来事を大局的に見れなかったり、冷静に考えられません。
失敗したー!やっちまったー!うわー大後悔ーー!!!、、、で終わるのではなく、感情を消化した上で 冷静に「そこから学ぶこと」「同じ失敗をしないための予防策」を考えて、今後に活かしていきたいですね。
イメージは「ゴミの分別」
ということで、後悔から抜け出す方法は2つのステップです。
カウンセリングや講座でも伝えていますが、この後悔から抜け出す方法って「ゴミの分別」と似てるんですね。
① 失ったものへの気持ちを消化するとは
「燃えるゴミ」と同じ。燃やしてなくす。以上。
② 今後へ活かす学びを書き出すとは
「リサイクルゴミ」と同じ。後悔の中でも次へ活かせるものだから再利用。
このゴミの分別の例え、伝わりますでしょうか?
燃えるものは燃やす。
その上で再利用できるものは活かす。
そんなイメージです。
一番良くないのは「ゴミを燃やさないし再利用もしない」、そして「ゴミを溜め込んでしまう」こと。
後悔で苦しいけど、感情と向き合わずに溜め込む。
その気持ちを忘れようとするあまり、次へ活かす学びも得られない。
それは避けたいです。。。
後悔して苦しい時は、このゴミ分別のイメージを思い出してほしいです。
ネガティブな気持ちさえも糧にして、さらに幸せになっていきましょう。この記事がそのお役に立てば嬉しいです。