”理想の男性リスト”を作る目的とは
婚活をしている方なら、一度は「理想の男性リストを作るといい」と聞いたことがあると思います。
理想をイメージしておくと、無意識が探すのか、引き寄せがおきるのか、理由はともかく「こういう人と出会いたい」という 理想像をリスト化しておいたほうが、理想の男性に出会いやすいから、と言われています。
私も、「理想の男性リスト」を作っておくことは、自分の価値観を明確にする意味でもオススメしています。
結婚相手に何を求めるのか、どこが譲れないのか、優先順位はなにか、というを明らかにしていく中で、自然と、”自分の価値観”、つまり「何を大事にするのか(したいのか)」がハッキリしてくるんですよね。
”理想の男性リスト”を作ったら、その後どうする?
でね、 ”理想の男性リストを作った後は、
それ、脇へ置いておいてください♪”
とお伝えしています。
【脇へ置く】というのは、 理想の男性像を、忘れるわけでもなく、手放すわけでもなく。
よく受験生が、机の前に「合格!!」「必勝!!」と書かれた紙を貼っているの、あるじゃないですか。ああいう感じの距離感に、「理想の男性像」をおいてほしくないんです。
トイレにいったら、さりげな〜く目に入る「名言入りカレンダー」くらいの距離感、、、というんでしょうか。
忘れるわけでもなく、かといって、いつも目の前にあるわけでもない、というポジション。そこに「理想の男性像」を置いておくのです。
私のところに来るクライアントさんも、理想は一旦脇へおいて婚活されてる方のほうが、早く結婚相手が見つかっているんですよね。
逆に、理想の男性を探している方は、せっかく男性との出会いがあっても、気に入らないところに目がいってしまって、なかなか前へ進まない感じがします。
理想の男性像を「脇へおく」と、結婚相手に出会える
理想の男性イメージを持つことは大事だと思うんです。だけど、あえて 理想は脇へおいてほしいのは、あなたの理想とは 違うかもしれないけど、 ”素敵な男性”や ”相性のいい男性”は たくさんいるから、 です。
理想とは違うけど、 その人なりのいい部分って、たくさんあるじゃないですか。だからこそ、 声を大にして言いたいのが、
”理想の男性像”と”目の前の男性”を比べたら
婚活は うまくいかないのです。
理想の男性は、「頭の中」にある 想像であり、イメージ。
だけど、結婚相手は、実在する 目の前の男性から選ばないと いけない。
だからこそ、 理想リストはありながらも、一旦脇において、現実(目の前の男性)をちゃんと見たほうが、結婚にたどりつきやすい のです。
私の場合も、 出会った当時の主人は、当時の私の理想とは 違うタイプでした。”理想の男性リスト”で ふるいにかけたら、正直、こぼれていたと 思います。^^;
いわゆる ビビビッも、ピンとも、直感的なものも無かったし。
だけど、私の理想とは 違っていたけれど、彼なりの、素敵な部分を知っていくうちに、「ああ、いいなぁ」→「けっこう好きかも」→「好き」と変化していった感じです。
私が思う「婚活のパートナー探し」とは
婚活って、その人だけが持っている 素敵な部分を見つけて 好きになって、異なる価値観をすり合わせながら 人生を共にしていく、 そのパートナー探しだと思うんです。
理想の相手を探すことじゃないし、相手を、自分の理想に近づけるものでもない。
だから、 理想の男性はイメージしたら、 一旦脇へおいておく。理想ばかりを追い求めずに。
ご縁があって出会う、目の前の男性がどんな人なのか、素敵な部分も、好きじゃない部分も ちゃんと見てもらえたら、と思います。