自分が性的な対象として見られることが
気持ち悪い(怖い)感じがする。
「性的な対象として見られること」が
「気持ち悪い」「怖い」と感じるようになった
キッカケについて、続きをお伝えしますね。
https://www.psycheros.co.jp/saiki-tomomi/archives/2166
https://www.psycheros.co.jp/saiki-tomomi/archives/2168
「父親=いやらしい」というイメージ
実際にセラピーの現場で、男性が気持ち悪くなった
根本原因をさぐっていくと、
「お父さんが気持ち悪い」という思いに
辿りつくことがあります。
小さい頃、といっても、
人によっては思春期かもしれないけど、
父親の性的な一面を見てしまって
気持ち悪く感じるようになった、というケースです。
たとえば、
父親がエッチな雑誌を読んでいたのを
見てしまったとか、
いやらしい話しや態度を
見かけてしまった、とかです。
それまで、
「お父さん」と「性的なもの」って
結びつかなかったのに、
父親の性的な一面を
目の当たりにして、
怖いというか、
気持ち悪い感覚が出てくるんですよね。
(思春期におこる気持ちの変化でもあります)
その気持ちが残ったまま、
大人になると、
男性に好意を持たれて
距離が縮まったときに、
無意識に、
当時の父親(の性的な一面)を重ね合わせて、
怖いとか気持ち悪いと
感じてしまうんですよね。
だから、友達関係とか職場でなら
男性と一緒にいても何でもないのに、
男性の性的な部分が垣間見えたり、
好意を持たれて、距離が縮まった瞬間、
相手のことを気持ち悪く感じたり、
嫌悪感や怖いと感じたりしてしまうんです。
このことが原因で、
結婚してからも、男性への気持ち悪さを抱えたまま
悩まれている方も多いです。
この場合、
本当に向き合わないといけないのは、
相手の男性ではなく、父親との関係です。
好きな彼と幸せになっていくのを
ジャマしている、
性的な部分に対する怖さや
気持ち悪さは、解決できますからね。
次回は、
「性的な対象として見られること」が
「怖い」と感じるようになった
キッカケの3つめ、最後の内容をお伝えしますね。
つづく。