人生脚本とは?無意識に繰り返される人生の計画書


波乱万丈な人生を送ってる人に、
「ドラマみたいな人生だね〜」なんて
いうことがありますが、

 

交流分析では、まさに
人生そのものがドラマだといいます。


ドラマだから、「脚本」がありますよ。


その脚本は、

幼少期のころに、
「私は人生をこう生きよう」と

無意識のうちに、自分で描いたものだと
言われています。

 


で、ドラマのように、
脚本に書かれた通りの人生を
生涯にわたって生きていく・・・。

 

これを
人生脚本(Life Script)といいます。

目次

人生脚本とは


人生脚本とは、
交流分析の創始者エリック・バーンが提唱した理論です。

 

人生脚本は
「無意識の人生計画書」とも呼ばれていて、
その人の生き方のパターンを決めるもの。

 

たとえば、

●恋愛や人間関係で
いつも同じパターンでうまくいかない

●どのグループにいても、同じようなことを繰り返す

●「結局、いつもこうなる」というパターン


など、無意識に繰り返される
人生のパターンがあるとしたら、
 

それは、【人生脚本】が影響しているのかも
しれないですよ。

人生脚本の作られ方


「人生脚本」の大まかな筋書きは、
6,7歳のころに作られます。


「え〜、人生の脚本なんて作った覚えないけど〜」

そう感じるあなたも、
無意識の内に、書き上げているんですよ。


そして、
思春期までに脚本に多少の修正を加え、
 

20歳に完成したあとは、
生涯、その脚本に従って生きていきます。

 

主演はもちろん、
脚本家も、演出も、配役も、監督も
すべて自分、なんですよね。


一生をかけて、
その人生を生きるわけです。

 

人生脚本とは、無意識の人生計画書


エリック・バーンはこう言ってます。


人は、自分で考えて選択しているつもりでも、
それは幻想である。

単に脚本にのっとって生きているだけである。

 

 

どんな人と仲良くなるのか、
どんなグループに所属するのか、
どんな学校に入るのか、

 

勉強やスポーツへの取り組み方や
どんな趣味をもつのか、

 

どんな異性を選んで、
どんな恋愛、結婚するのか、
職業や会社の選びかた・・・

など、


自分で選んだつもりでいても、

それは、
子ども時代に描いた「人生の計画書」に
従っているだけ、なんです。

 

だから、恋愛って、本来、相手が変わっている訳だから
恋愛パターンも別のものになっていいはずなのに、


不思議と同じような、うまくいかない恋愛パターンが
繰り返されるわけです。


本人もまったく無自覚なうちに。

 

もし、あなたの人生で、
うまくいかないパターンが
無意識のうちに繰り返されているとしたら、

 

「人生脚本」を書き換えることが
解決につながっていきますよ。

 

 

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