カウンセリングノート講座の9月コースが先週からスタートしました。
ノート講座を受けるといろんな変化が起きるんですけど、中でも素晴らしいのは、困難な状況にあっても「自分で立て直すことができること」だと思っています。
もちろんね、ノートを書いて「願いを叶えること」も素晴らしいことなんですよ。
なんですけど、心理セッションをしていると「願いを叶えて一時的に楽になったけど、やっぱりシンドい」って方も、結構いらっしゃって。
「叶ったものの、周りの目が気になって全然喜べない」とか「願いは達成したものの、やっぱり自己否定がしんどい」とか。
あるいは、願いを叶えても自分に自信がないから「まだまだ、もっともっと」と、常に頑張ってないと不安になってしまうといった、
自信のなさを埋めるために願いを叶えたいといった、かつての私のような方もいると思うんですね。
そうなると、必ずしも「願いを叶えることが最上」とは限らないわけです。
「願いが叶ったら幸せ」は、裏を返すと「願いが叶わないと不幸」ですし。
だとしたら、願いを叶えることよりも まず取り組むべきは、ネガティブになった時に自分で自分を立て直せるようになること、なんです。
かつての私はここを勘違いしていて、
・出来る人になったら自分を認められる
・結婚やキャリアアップしたら幸せになれる
・願いが叶ったら幸せ
って思っていたんですね。
だから、出来る人になろうとしたり、願いを叶えるために頑張ってきたんですけど、でもそれだと「終わりのない全力ダッシュ」になるんですよ。
出来る人であり続けないといけないし、願いを叶え続けないといけない。そうじゃないと幸せになれないし、ダメな自分が露呈してしまう。
いつまで頑張ればいいのか分からないまま、ずっと頑張り続けないといけないっていうね、負のループになってしまうんです。
だからこそ、大切なことは、
「願いが叶ったから幸せ」ではなく、たとえ願いが叶わなくても、失敗したり思い通りにならなくても、そこから自分の気持ちを立て直して、また前を向いて歩いていける。
これが出来るようになる事が、すごく大事なんです。
落ち込んだり苦しい時に、自分で自分を立て直せるようになると「自分に対する信頼感」や「根拠のない自信」が出てきます。
まぁ何とかなるっしょ?!な根拠のない自信が持てるから、気持ちも行動もとにかく軽いんです。
どんなに悩みが無くなってポジティブ人間になったとしても、ネガティブな出来事って いつかは必ず起きるじゃないですか。
誰かとお別れする、大失敗した、自分の思い通りにいかない、とかね。
そんな時に、落ち込んで停滞してしまうのか。または、自分で自分を立て直して前へ進むことができるのか。
転んだままでなく、立ちあがって傷を治して、また走っていける「心の土台」を作ることが大事です。
願いを叶えるのは、その後でも大丈夫。
「自分への信頼感」や「根拠のない自信」が出てくれば、自然と達成されていきますから。
カウンセリングノート講座では、願いを叶えることもしていきますが、「ネガティブになっても、そこから這い上がれる自分になる」、そのためのノート術も教えています。
これ知ってるかどうかで、性格も生き方も人生も変わっていくので、たくさんの人に受けてほしいです。