【自分が嫌い】頭の中は不平不満や恨みばかり。ドロドロした黒い自分を変えたい

ドロドロした黒い自分,内面ドロドロ,本当の私を知ったら嫌われる,変えたい

「本当の私を知られたら嫌われる」

カウンセリングでよく聞かれる言葉の一つです。

婚活したいけど「本当の私を知られたら嫌われる」
人と仲良くなりたいけど「私の内面を知ったら疎遠になる」

そんな風に「本当の自分=嫌われる」と感じているんですね。

そこで「本当の私って、どんな私を指してるんですか?」と訊くと、「ドロドロしてる黒い自分です。」と答えられます。

「本当の私を知られたら嫌われる」というのは、ご自身の中にあるドロドロと黒い部分に対して「嫌われる」と感じているってことなんですね。

目次

ドロドロ汚い言葉を吐く黒い自分が嫌い

ではどんなご自身に対して「ドロドロして黒い」と感じているのでしょうか?

たとえばこんな一面に対してなんです。

  • 嫌いな人の批判を延々としている
  • 不満や文句ばかり浮かんでくる
  • 過去の恨みが忘れられず、ずっと罵倒している
  • 誰にも言えない汚い言葉で相手を罵っている

恨みや不満、罵倒する自分がいる、
そんなご自身のことを「黒くて嫌なやつ」と感じてしまうんですね。

そしてそんな一面に対して「そんな自分はダメ」「自分が嫌い」と感じて、人から嫌われると思ってしまうんです。

解決策はその黒い気持ちを吐き出すこと?

言いたいのに言えないことがあると、私たちはそのことばかり考えてしまうんですね。

  • 立場上、我慢してぐっと飲み込んだ言葉
  • その時は言い返せなかったけど今なら言ってやりたい言葉

我慢した「言いたかった言葉」は、「黒い気持ち」へと形を変えます。

毛穴に溜まった皮脂の汚れが 膿んでニキビになるように、不平や不満も閉じ込めてしまうと膿んでしまうですね。

だからその時、言えなかった言葉や黒い気持ちは吐き出した方がいいです。カウンセリングの現場でも意識してやってもらっています。

一人でやるならノートに書くのもお勧めです。

あわせて読みたい
世界を変えるカウンセリングノート講座 こんにちは、斉木智美です ノートを使って自分で感情メンテをすることで転職や部署移動、結婚したりと人生が変わるノート術を教えています。 ふだんは心理セラピーや心...

でも、ですね。

恨みやドロドロ黒い思いを出せない方もいらっしゃると思うんです。

黒い気持ちが出せない理由

他人への批判やジャッジ。恨みや罵倒したい想い。

人に知られたくない「黒い気持ち」があったとしても、それを出せないのは、

「それを見たくないし感じたくないから」です。

そもそも、自分の中に黒い気持ちが在ること自体を認めたくない、という方もいると思います。


そんなドロドロした黒い気持ちがあるって認めたら、自分を責めたり嫌いになるかもしれない。

ネガティブなことを感じたりノートに書いたら、ネガティブなことを引き寄せそうだし。

、、、という思いもあって、
自分の中にどす黒い気持ちがあることは薄々分かっていても、それを感じたり直視することが難しいんですね。

サイキトモミ

そんな時は、別の視点で捉えてみるといいんです。

この「別の視点」での解決法は、根本解決にも つながっていきます 。

「嫌いな自分」の奥にあるもの

他人に対する批判や恨み、罵倒したくなる気持ちが「なぜ自分の中に在るか」という観点から見ていきましょう。

他人を批判罵倒したくなる理由

人を恨んだり罵倒したくなったり、恨む気持ちが出てくる、その根底には「たくさん傷ついてきた気持ち」があると思うんです。

たとえば、

・精一杯頑張ったのに、大切に扱ってもらえなかった
・いっぱい我慢したのに、ないがしろにされた
・私なんて存在しなくてもいい、そんな扱いを受けてきた
・幸せになる可能性を潰されてしまった

人との関わりの中でたくさん傷ついてきたはずです。

一度だけでなく、何度もそういう出来事があったと思うんですね。

その傷ついた気持ちが癒えずに、今も生々しく残っているんです。

いまだに傷口からだらだらと血が流れている状態です。

傷ついた気持ちは、癒えないままでいると、そのうち不平や不満、恨みといった「黒い気持ち」へと変化します。

他人に対する恨みつらみ、不満が強い人は、
それだけたくさん傷ついてきたって事なんです。

本当の解決策は「自分を労ってあげること」

だから、他人に対する恨みや不平不満が出てきた時は、

これまでたくさん傷ついてきて、
大変な思いをしてきたんじゃない?

誰にも分かってもらえなくて つらかったね。
これまで苦しかったね。

その気持ち、本当によく分かるよ。

そんな風に、ねぎらってあげてほしいんです。

胸に右手をあてて、自分に共感やねぎらい、寄り添う言葉をかけてみて欲しいのです。

自分に優しい言葉をかけるのが苦手な人は、落ち込んでいる親友に声をかけるイメージがいいです。

他人に対するドロドロした黒い気持ちを解消するための、根本解決は「自分をねぎらい、癒すこと」なのです。

まとめ:傷ついた自分を救う

人を恨む気持ちや批判罵倒など、他人に対してドロドロ黒い自分がいる時。

「そんなこと思って嫌なやつ」「恨んでばかりな私ってダメ」と
ご自身を責めたり否定しないであげてくださいね。

たくさん傷ついてきたからこそ現れた「黒い気持ち」なんです。これまで理不尽で不条理な状況の中で もがき続けてきたんだと思います。

だからこそ、そんなご自身をねぎらってあげてほしいのです。「つらかったね」と寄り添ってあげてほしいのです。

何度も何度も、です。

そうすることで、心に刺さったままの刃が抜け、傷口も少しずつ癒えていきます。

心が癒えていくと、自然と「ドロドロした黒い自分」も消えていきます。

不平や不満、恨みを書き出すとスッキリするんですけど、それだけでは根本解決になりません。

カウンセリングノート講座では、ドロドロした気持ちや黒い自分なども根本からひっくり返して解消していきます。

ノートは何でも受け止めてくれます。

ドロドロした黒い自分も、誰にも知られずに自分で解決できます。笑

一人で書き出すだけでは行き着かない、深い部分からの解決を目指して、一緒に取り組んでいきます。

カウンセリングノート講座の一ヶ月集中コースを、2022年夏スタート予定です。

ご案内までメルマガにご登録の上、少しお待ちくださいませ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次