褒められてるのに受け取れない。それも自己肯定感の低さが原因なんです

自分に自信が持てない方のお悩みの一つに、
「人から褒められても、それを受け取れない」というものがあります。

褒め言葉や承認を受け取れない、
その根底にあるのは「自信のなさ」です。

たとえば、自分のことを「できない人」と思っていたら、「できててスゴイね!」ってメッセージは受け取れません。

自分では「私=できない人」と思っている。
でも相手からは言われてるのは「私=できる人」。

ここに相違があるから、
せっかく褒められても受け取れないんですね。

その際、解決策としてありがちなのが、
「自信をつけましょう」「褒め言葉を受け取ろう」というもの。

それはその通りです。だけど分かっていてもなかなか出来ない時もありますよね。

そんな時、実は意識をすこし変えるだけで「褒め言葉」が受け取りやすくなります!

自信がないままでも大丈夫です。

そんな自信がなくて、褒められても受け取れない方へ向けて記事を書きました。

サイキトモミ

周りからの褒め言葉や承認を受け取ることは、「自分を大切にすること」にもつながります。心をこめて書いたので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。

目次

[あるある]褒め言葉や承認を受け取れない

周りから褒められたり認められた時、受け取れない人はこんな反応になってしまいがちです。

  • いえいえ、大したことないですと答える
  • 部下が頑張ったので…と他人をアピールする
  • それより別件ですが…と話題を変えてしまう
  • ありがとうございますと答えるが、内面ではスルーしている

当てはまるものがあったでしょうか?

大事なことは「相手の褒め言葉を聞き入れているか」です。

聞こえてるけど聞いてない。

そんな受け取れない方が意外に多いのです。

自信がなくても褒め言葉を受け取る方法

褒め言葉を受け取るために必要なことは、ただ一つ。

「自分が理解できないことも受け入れること」です。

すごいね!よく出来たね。あれ良かったよー!かわいいね。

そう褒められても、自分では理解できないかもしれません。言われている意味が分からない時もあると思います。

それでも「そっかー、相手の人はそう感じたのね。」と聞き入れる。

たとえ理解できない内容でも、聞き入れると「決めること」なんです。

この「決めること」がポイントなんです!

褒め言葉を受け取れない理由

なぜ褒め言葉を受け取れないかというと、冒頭に書いた「自信のなさ」があります。

そしてもう一つ、原因があります。それは、

「自分に理解できないことを却下してしまうから」なんです。

褒められてる内容が理解できない。
大したことないのに褒めてきて、意味わからん。
褒められるほどのことは していないけど。
これくらい、みんなやってるし、、、

相手から褒められても、それが自分には理解できない。

だから褒め言葉を却下してしまうんです。

だからこそ、ですよ。大事なことは、

たとえ理解できなくても(意味が分からなくても)、
褒め言葉を受け入れると「決めてしまうこと」

重ねて言いますが、この「決めること」が大事なのです。

褒め言葉を理解できなくても受け入れる

たとえば、「地球は自転しています」と学んだ時、
特に確かめもせずに受け入れたと思うんですね。

「へー、そうなんだ。」って。

本当に地球が自転しているのか、自分の目や身体で確かめたわけでもないですね。

もしかしたら偽情報かもしれない。なのに、その情報をそのまま受け取ったと思うんです。

「へー、そうなんだー。
よく分からないけど、地球って自転してるのね。」って。

軽い感じで、すっと受け入れた方が多いのでは ないでしょうか。

褒め言葉も、そんな軽い感じで受け取っていくのです。

そもそも褒め言葉を受け取るとは?

たとえば、〇〇の仕事スゴかったですね!と褒められたとします。

内心、自分ではどこがスゴいのか分からない。
スゴかったのは私じゃなくて部下だったかも。

だけど。(←ここ大事!)

「へー、そうなんだー。
よく分からないけど、スゴかったのね。」

と軽い感じで聞き入れてみて欲しいのです。

地球の自転説を受け入れたように、です。

  • へー、そうなんだー。
    よく分からないけど、スゴいのね。
    (私には理解できないけど)
  • そう言ってくれる言葉は受け取っておこう。
    (意味わからないけど)

自分では褒められている意味が分からないし、
大したことないっしょと理解できないことも、

へー、そうなのかー、と受け取ると決めてしまうのです。

褒め言葉を受け取るのをこう解釈していませんか?

  • 褒められた点を、自分も同じように感じる
  • 褒められたことを納得・実感できること

実感が伴わなくてもいいんです。

自分が納得できたことしか受け取れないとしたら、
良くなるスピードも遅くなってしまいます。

本心で褒めてるの?と相手の真意を疑っても、その答えは分かりません。

自分が褒められるに値するのかも、その答えは分かりません。

だとしたら、「相手が褒めてくれている」その事実を
そのまま受け取ると決めてしまう。

その方が自分も幸せだし、褒めてくれた相手も嬉しいと思うのです。

褒められた時、なんて言ったらいい?

実際に褒められた時、相手になんて返したらいいのでしょうか?

私のオススメ第一声は、こんな感じです↓

そう言ってもらえて嬉しいです。


まず最初に褒めてくれた相手の行動が
「嬉しい」と伝える。

その後に「ありがとうございます」とか
「実は部下の〇〇も頑張ってくれたんですよ」と付け足していく。

そんな2段階で伝えた方がいいんですね。

褒められてすぐ「ありがとうございます」で返すと、
ずうずうしいイメージがして言いづらいですよね。

かといって、
いえいえ、そんな大したことないです、と
即答するのも、せっかくの相手の言葉を
受け取らずに捨ててしまっているのと同じです。

もし謙虚でいたいなら、前向きさを見せた方がいいです。

そう言っていただいて嬉しいです。
これからも頑張りますね。

謙虚でいるために、自分を下げなくてもいいのです。

褒め言葉への第一声を決めておくと、
とつぜん言われてもすぐ回答できますね。

そう言ってもらえて嬉しいです。

あなたなりの第一声を決めておくといいですよ。

結論:褒め言葉を受け取ってみんなで幸せになろう

大変な思いをして乗り越えたことや頑張ったことへの
褒め言葉って受け取りやすいです。

だけど「当たり前に出来ること」への褒め言葉は、
なかなか受け取れません。

  • 当たり前のようにしていること
  • 自分が得意なこと
  • するっと難なく出来ること

自分にとって当たり前に出来ることでも、
ぜひ褒め言葉を受け取ってみてくださいね。

褒め言葉を受け取らないのって、
「相手の言葉を捨てている」のと同じです。

自分が幸せになるためにも、
相手を幸せにするためにも、

ぜひ少しずつ褒め言葉を受け取ってみてくださいね。

そうすることで自分を大切にしてほしいと
心から願っています。

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