職場で感情が爆発してしまった
ついカッとなって怒鳴ってしまった
我慢できずに泣きながらキレてしまった
職場では感情的にならないようにと思っていても、ついキレてしまうことってあると思います。
「うわー、やっちまったあああ!みんな感情もコントロールできない奴かよって思ったよなあああ。もう会社いきたくないいい」
どんなに嘆いたところで、明日もその職場で働かないといけない。。。 悩ましいですが、これが現実です。
「あれだけ感情爆発しちゃった後、どんな顔してみんなと接すればいいわけ?」そう不安や疑問、心配が出てくるかもしれません。
この記事では「職場でキレてしまった!」という時、すぐやるべき対処法についてお伝えしていきます。
職場でキレたら、まずは自分のケアから
傷口に塩をぬらないで!
職場でキレてしまった後、まず大事なのは「自分を責めないこと」です。
「職場なのに感情を爆発させて私のバカー!」とか、「誰もキレてないのに、私だけ感情コントロール出来てない…」
そう自分を責めたりダメだしするのは、すぐにやめましょう。
ただでさえ、窮地に立たされている状況です。自分を責めたりダメだしするのは、傷口に塩を塗るのと同じです。
冷静さを取り戻し、必要な対処をするためにも、まずは自分を責めるのをやめましょう。
あれこれ考える前に、心のケアを
その上で、心のケアに取り組むことが必要です。
職場でキレたり、感情が爆発したのには、何かしらの要因があったはずです。
たとえば、
・仕事がいっぱいいっぱいで、気持ちに余裕がなかった
・もともと不満が溜まっていた
・自分が大切にされていない気がした
・心も身体も疲れていた
とかね。
要は「頑張りすぎ」「我慢しすぎ」が続いた結果、感情が爆発したり、キレてしまうんです。
けっこうね、キレてしまう人って、ご自身のことを「短気」とか「怒りっぽい」「感情がコントロールできない」と思ってるんですけど、実はこれ、逆なんです。
キャパオーバーで頑張りすぎてしまう。自分がないがしろにされる環境で、我慢しすぎてしまう。
そんな風にふだんから「自分」や「感情」を抑圧しすぎるから、溜まった不満が爆発してキレてしまうんです。
キレた後は、泣くのがベスト
だからキレてしまったら、すぐトイレに駆け込んでこっそり泣いてみてください。
頑張りすぎている自分。
大切にされない扱いに我慢している自分。
そんな自分のために、泣いてあげてほしいのです。
職場で少し泣いて、家に帰ってから思いっきり泣く!っていう感じでもいいです。
泣いたら気持ちもスッキリするし、今後の対処も冷静にできますから。
これがキレた後すぐにやってほしいことです。
泣かずに我慢すると思考がぐるぐるして、冷静な判断や行動ができません。ピンチの時だからこそ、まずは自分の整えることから始めましょう!
キレた後、職場でどう振る舞ったらいい?
「キレた後も職場にい続ける」という現実が待っています。一体どんな顔して、どう振る舞ったらいいのでしょうか。
キレたことを謝った方がいいの?
キレたことを謝ったほうがいいの?それともスルーしてOK?
もし謝れるなら謝った方がいいと思います。
そこにいた全員に謝る必要はありません。上司やキレた相手など「直接の関係者にだけ」です。
「感情的になってしまって、すみませんでした」
多くを語らず さらっと謝ってしまう感じの方が、相手も自分も負担なくいいと思います。
謝る時の注意点は、下の「これやっちゃダメ2選」に書きました。
とはいえ、ですね。
実際のところ、キレた後に謝るのって結構ハードル高いんですよね(汗)
みんな仕事してる中で謝るタイミングも読めないし、プライドも邪魔するし。
そんな時は「謝らない」と決めて、仕事に戻りましょう。
謝ろうかな…。でもみんな忙しいそうだしな。どうしようかな、、、と迷うくらいなら、「謝らない」と決めてしまう。
謝る決意がないのに「謝ったほうがいいのかな〜」と迷ってしまうと、本業の仕事に集中できなくなります。
迷っている間は、無意識的に周りの顔色を伺ってしまうので、「キレた後、周りの顔色伺ってる人」になってしまいます。
謝れないなら、そこは早々に割り切ってしまって、通常運転モードに戻りましょう。
キレた後、早めに通常運転モードへ
職場でキレてしまった後、一番のオススメは「いつもどおりに戻ること」です。
いつもどおりに働く。
ふだんと同じようにみんなと接する。
まるであなたがキレたことなんて「なかったかのように」ですね笑、普段どおりの自分に戻ること。
これが一番大切です。
上に書いた自分ケアも、いち早く通常運転モードに戻るためです。
いつも通りに振る舞ったほうがいい理由は3つ。
- 会社は仕事をするところだから
- 周りの人もそのほうが楽だから
- 自分の心の回復も早くなるから
そもそも会社は仕事をする場所です。
ここは基本に戻って、普段通り職場で求められている職務や責任をしっかり果たすことに集中する。
そのほうがキレたことへの挽回チャンスになりますし、何より自分自身も気が楽なんですよね。
キレてしまった後って、どうしても自己否定したり周りの目が気になってしまうもの。
あえて目の前の仕事に集中することで、よけいなことを考えずに済むし、時間も早く経っていきます。
キレたことを早めに「過去の出来事」にするためにも、「いつもどおりに戻ること」を意識するといいですよ。
キレた後どうする?まとめ
ではこの記事のまとめです。
【自分ケア】
・自分を責めない
・たくさん泣く
【職場での振る舞い】
・出来るなら謝る
・謝らないと決めたら迷わない
・いつも通りに仕事に集中する
ということで、この記事でお伝えしたことは、あくまでも「対処法」なんですね。
根本解決は、キレてしまうパターンを解決することです。
キレてしまうのが続くと、仕事にも周りにも、そして自分自身にも悪影響になってしまいます。
対処法を知りつつも、並行して根本解決も図っていくといいですよ。