本やブログで、「感情を感じましょう」というのを見かける機会が増えました。
「わくわくしましょう」「怒り・悲しみは消化しておきましょう」「感情を我慢すると こうなるよ」「感情の目的は、、、」とかね。
とはいえ、心理カウンセリングをしていると、感情を感じることの大事さがイマイチ伝わっていないな。。。と感じることも正直あります。
感情かんじるの、大事なんだー、なるほどねー、、、と、「自分ごと」として とらえてもらえてないというか。
私も「感情大事ですよ」と発信する一人として、できる限り、必要としている方へメッセージが届くようにしたい!ということで、
今回は、「なぜ感情を感じることが大事なのか」「何のために感情を感じるのか」という、そもそもの話しについて、お伝えしようと思います。
なぜ感情を感じることが大事なんですか?と訊かれたら、私はこう答えます。
やりたいことを出来るようになるため、です。
やりたいことっていうのは、たとえば、
・目の前の人と仲良くなりたい。
・新しいことを始めたい。
・自分に自信をもって、望みを叶えたい。
とかね。
「やりたいこと」といっても、日常のささいなことから、人生を変えるような大きなことまで色々あると思います。
だーけーどー。
「やりたいと思っているのに出来ない」ってとき、ありますよね??
・彼と仲良くしたいのに、ついケンカしちゃって・・・
・一歩を踏み出したいのに、ずっと動けなくて・・・
・あれこれやってみたけど、自分に自信がもてなくて・・・
そんなふうに、思うように行動できないときって、大抵の場合「感情」がジャマしているんですよね。
たとえば、
彼に対する”怒り”が溜まっていて、ある日不満が爆発してしまった
↓
「本当は仲良くしたい」という、やりたいことが出来ない。
失敗するのが怖くて一歩を踏み出せない(怖れが溜まっている状態)
↓
「やりたいことを始める」という、やりたいことが出来ない。
よく頭で分かっていても気持ちがついてこないというけど、感情を感じずに溜めたままだと、やりたいと思ってることが出来なくなるんですよね。(ここでは気持ち=感情ととってもらっていいです)
気持ちがついてこないというのは、
「やりたいけど、気持ちがのらない」という、
感情が湧き上がってきません系もあるけど、
「やりたいけど、感情に飲み込まれて それどころじゃない」という、
感情が湧き上がり過ぎ系の方もいます。
私も両方それぞれ経験しました。
「ブログ書きたいのに気持ちがのらない」とか、「ブログ書きたいけど、別のことでイライラが止まらなくて、結局パソコンの前にいたけど書けなかった」とかね。
だから、感情を感じる大切さって、「ストレスを減らすため」とか「楽になるしスッキリするから」「生きてる実感を得るため」など、いろんな答えがあると思うんですけど、
一番大きいのは、
気持ちに引っ張られることで
「やりたいと思っていることができない」こと
だと思ってます◎
思うように動けないのって それだけでストレスだし、その状態が続いたら、人生そのものも、自分の思うとおりにならないじゃないですか。
だから、感情を感じることって、ほんと大事なんです。
まだ続きがあるんですけど、長くなったので、続きます☆