初対面の方に「心理セラピストをしています」と伝えると、決まって
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悩みばっかり聞いてると、
シンドイの、
もらっちゃわないですか??
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と訊かれます。
たしかに私も心理セラピストになる前は、そんなイメージを持っていました。
悩みを聞いてるうちに、もらっちゃいそうで大変だなって。
心理セラピストになって、実際、いろんな方のお悩みに関わる中で、
壮絶な体験をされた方のお話を聞くことも多々あります。
お話しを伺ってるだけで、こちらの胸が締め付けられるときも
正直、あります。
だけど、どんな過去があったとしても
今、どんな状況であったとしても、
「この苦しさを何とかしたい。自分を良くしたい。」
そんな思いでセッションに来てくださることに、
心から敬意を表したい気持ちです。
で、本題の、「人の悩みばっかり聞いてたら、もらっちゃわないですか?」の問いは、即答で、
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もらいません!!!
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もし「人の悩みを聞いてたら、もらっちゃって〜」と、カウンセラー・セラピストが感じるとしたら、
それは、悩みを聞いてるうちに、自分の持っている課題(問題)が呼び起こされたから。
「もらっちゃった」と感じたときって、その悩みに「共鳴しちゃってる」んです。
本来、プロとして、共感して寄り添いながら話しを聞く場面で
共鳴や感化が起きちゃってるんです。
で、なぜ共鳴が起きるかというと、やっぱり聞き手側に、
共鳴の元となる「未解決の課題」があるから、です。
自分の悩みや問題が解決されていたら、誰かのしんどい話しやお悩みを聞いたとしても、
「もらっちゃう」とか「引っ張られる」感覚は起きません。
つらいお話を聞いて、共感したり、胸が痛むことはあっても、
共鳴しすぎたり、そのつらさを引きずったり、
「もらっちゃう」と表現する状態にはならないんですよね。
だからこそ、
心理カウンセラー、セラピストは
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自分の悩みを
きちんと解決しておくことが
とっても大事!!
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なんです。
でないと、セラピスト自身も苦しくなるし、
クライアントと一緒に共倒れしちゃうのでね。
本来、カウンセラー・セラピストがクライアントから”もらっちゃう”のは、
かけがえのない、素晴らしいものばかり◎
クライアントさんの
”良くなりたい”、”自分を助けたい”という「勇気」や「想い」、
周りを幸せにしたいという「愛情」や「情」、
「人のもつ可能性」や「素晴らしさ」など、
私は、たくさんの、かけがえのないものを
”もらって”います。
もし、誰かの重い話を聴くのがしんどい、、、と感じるなら、
共鳴を起こしている「未解決の問題」が解決すると、楽になっていきますよ。