4月になりました。毎年4月はカウンセリングを受ける方が多いです。
新しい年度のスタート月で部署移動や人事異動があったり、また3月末での人事評価で思うところがあったり、、、と、働き方を見つめ直す方が多いんですね。
とくに私のところにいらっしゃる40代のアダルトチルドレンさんは、もともと働くことが好き!という方がほとんどです。
働くこと自体は好きだし、やりがいも感じている。
そんな責任感あるアダルトチルドレンさんが働き続けるために、一番の大敵は「メンタルが落ちること」です。
働き方を見つめ直す方が多いこの時期は、とくにメンタルが不安定になりやすいもの。そんな時は気持ちをお聞きしたり、考えを整理しながらも前向きになれるようなサポートをしています。
今年に入って、私自身がものすごく変化しているからか、心理セッションでのご相談も「目の前の悩み解決」というより、その方の生き方や人生を変えるような、深い核心を扱うセッションが増えています。
この一ヶ月で、根本原因(ビリーフ)を解消するだけではない、もう一段幸せに進んでいただく秘訣が分かってきました。^^
息子が生まれて、1歳、2歳と成長を見る中で、いろいろ見えてきたものもあってですね。
「悩みの根本解決の沼にハマったら良くないよね。それより大事なことがあるし」とか、「一般的な心理学で言われていることとは違う部分が見えてきた」とか。
心理を深く学んで、セラピーの現場で経験を積ませていただき、セラピストを育てる講師もしてきて。
それでも「一人の人を育てること」に勝る学びはないと感じています。
年度が変わったことで、新たなことにチャレンジする方もいるんじゃないかなと思います。
私が認定講師をしているセラピー協会にも、この3月から新たに6名の認定講師が加わりました。大阪には新たに2名の新講師が加わり、さっそく講座を教えるデビューをしました。
私は新講師のデビューを後ろで見守りつつ、「受講生さんも新講師も育てる」という新たな役割をすることに。
どんなことでもそうですが、初めてのことに踏み出すときは不安になるものです。
わたしも「心理セラピーの講師」としてデビューした6年前はそうでした。^^;
「うまく説明できなかったらどうしよう」「質問に答えられなかったら、、、」「悩み解決できるかな、、」たくさん不安もでてくるし、緊張もします。
なので今回、新しい講師たちがデビューする日の朝、私は、こう伝えました。
「想定外も想定内」だと思うといいよ。
「想定外も想定内!」という言葉をお伝えしました。^^
想定外のことが起きたらどうしようと思うと、不安も緊張も強くなってしまいます。なぜなら、想定外のことって「起きたら対処できない感じ」がするじゃないですか。なんとなく、ね。
だけどですよ。
たとえ想定外のことが起きたとしても、それさえも想定の範囲内だと思っていたら、焦ることもないし、想定していた(ハズの)ことだから、なにか打つ手があるはず!と思考が働き始めます。
想定外のことが起きた、ガーン、どうしよう、どうしよう、、となると、冷静な思考ができないから、悪手に回ってしまいます。
だからこそ、想定外も想定内!と自ら暗示をかけるためにですね笑、つぶやくといいのです。
どうせですよ、
これまで経験したことを初めてやるのに、事前にあれこれ想定したって、たかが知れてるんですよね。
やったことないから想定できないのは当たり前なのに、「想定外のことが起きたー、死ぬー!」ってなる必要ないんです。
あるいは、想定外のことが起こったらどうしようと不安になって、一歩が踏み出せなくない、、、っていうのも、意味ないです。
想定外のことは「起きて当たり前」なのです。
やったことないから想定できないのです。
だから、想定外も想定内。
はじめる前には想像もしていなかったことが起きたとしても、それも「想定内、想定内♪」。
いい意味で自分を騙すのです。
「想定内なんだから、対処できるよ、うん大丈夫。」
そんないい意味での「勘違いの海」に、自らドボンと飛び込んでいくのです。笑
4月に入っての新たな一歩は、【想定外も想定内♪】。そうつぶやきながらて踏み出してみてください。
なにかトラブルがあってもブレずに進みたい方向へ向かう あなたになれますよ。