自己肯定感が低い人には「2つの現れ方」がある

「自己肯定感が低い」というと、自信がなく自己否定している人…ってイメージしがちですよね。

だけどこれ、そうとも限らないんです。

一見「私ってスゴイでしょ」と自信満々な態度な人の中にも
自己肯定感が低い人ってたくさんいます。

「私には価値がない」「私ってダメ」と思っている時、
自己肯定感の低さは「2つの現れ方」をするのです。

目次

自己肯定感が低い人「2つの現れ方」

心の中で「私ってダメ」「私には価値がない」って思ってるとしますよね。
それが言動として表現されるとき、2つの現れ方に分かれます。

  • 自己肯定感の低さがストレートに出るタイプ
  • 自己肯定感の低さが真逆に出るタイプ

自己肯定感の低さがストレートに出るタイプ

一つ目のタイプの人は、自己肯定感の低さが
そのままストレートに言動となって現れます。

自己否定や劣等感がそのまま表に出るから
発する言葉や雰囲気もネガティブや自虐になりやすいし、

自分の意見を言わずに周りに合わせたり、
嫌なことをされても言い返さない。

そんな風に、心の中にある自信のなさが
そのまま外に現れているんですね。

本来、心の中って目に見えないものだから、
自己肯定感の高さって周りからは分からないはずです。

とはいえ、しばらく一緒にいると、
この人自己肯定感低いのかな?とか自信なさげだなって
何となく分かってくるじゃないですか。

それはこの一つ目のタイプ、
自己肯定感の低さがストレートに表に現れているタイプの方だからです。

そして同じように心の中では自己肯定感が低くても、
それが表に現れる時、まったく別の現れ方をする方もいるんです。

それがもう一つのタイプの方です。

自己肯定感の低さが真逆に出るタイプ

心の中では「仕事が出来ない」「自分には価値がない」と
自己肯定感が低いのに、それを真逆に表現するタイプの方です。

たとえば、聞いてもないのに自慢してきたり
「私ってスゴイでしょ」アピールをしてしまうとか…。

家柄がすごい、学歴がすごい、一流会社に勤めている、
こんなにも人気がある、こんな素敵なプレゼントをもらった等、

優れているところやスゴイところを話すので
一見「すごい自信がある人」「好かれている人」「優秀な人」に映ると思うんです。

とても自己肯定感が低い人には見えません。

だけど、すこし想像してみて欲しいんです。

「私には価値がない」「本当はダメな自分」と
自己肯定感の低さを感じるのって、苦しいですよね。

だから、無意識にそれを打ち消したくなるんです。

「私が価値ない、なんてこと、ないぞー!」
「おれは本当はスゴイんだぞー!」って。

自分の中の「自己肯定感の低さ」を打ち消したくなるんですね。

または、
「本当はダメな自分」を知られるのが怖いから、
虚勢を張りたくなってしまう。

だから、聞いてもないのに過剰に自慢したり、
「私ってスゴイでしょ」アピールをしたくなってしまうんです。

なぜなら、そうやって優越感に浸っている間は
心の奥にある劣等感を感じなくて済むからです。

いつも自分のスゴさを話して、自信がありそうに見えても、
心の中では人一倍コンプレックスを感じている…

ということもあるんですね。

仕事では「優越感」、恋愛では「劣等感」

人は多面的で複雑なので、2つのタイプのうち、
「私はストレート!」「俺は真逆タイプだな!」と
きっちり分かれません。

むしろ自己肯定感の低さに悩む人の多くが
上の2つのタイプの両方を持っています。

たとえば、

恋愛では「自己肯定感の低さがストレート」に出る
仕事では「自己肯定感の低さが真逆」に出る

という女性も多いです。

恋愛では自己肯定感の低さがストレートに現れるので
誰からも愛されない気がして、本当に苦しいと思います。

たとえ恋人がいても、愛されている確証が欲しくて
相手に振り回されてしまいがちに。

一方の仕事では、上司に認めてもらおうと仕事を頑張って
「デキる私」になろうとする。

でも、いくらデキる自分になろうとしても
仕事で失敗をしたら、心の奥底にある「劣等感」が顔を出すから
やっぱり苦しい気持ちは同じなんですよね。

劣等感も優越感も、どちらも根底にあるのは同じ、
「自己肯定感の低さ」なのです。

まとめ:自己肯定感が大事。

自己肯定感の低さは、その時々で
ストレートに「劣等感」として現れたり、その反対の「優越感」として現れます。

どちらの場合も、「私には価値がない」「私ってダメだなぁ」といった
「自己肯定感の低さ」を緩めることで解決していきます。

自己肯定感が低いと、無意識に自分イジメをしてしまうので、
やる気もないし、気持ちもネガティブになりやすいんですね。

そんな時は少しずつでいいので「自分を大切にする習慣」で、
気持ちや身体に気力を取り戻していくといいですよ。

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